リハビリ部会のご紹介

セラピストインタビュー:急性期(札幌徳洲会病院:作業療法士)

何を思い、患者さんと向き合うのか ~急性期・回復期・生活期~

徳洲会グループでは数多くのセラピストが、急性期、回復期、生活期といったさまざまなフィールドで活躍しています。現場で活動しているセラピストに、仕事のやりがいや苦労話、患者さんとのエピソードなどについて聞きました。

急性期 : 病気・けが・手術後などにおける早期のリハビリをサポート

「使える手に」忘れられず

札幌徳洲会病院 リハビリテーション科 整形外科外傷センター 作業療法士

どのような活動をしていますか?

私の専門とするハンドセラピィという分野は、主に上肢の外傷や疾患をみるのですが、OT2名での開設当初は、院内での認知度が低い状況でした。

患者さん、そして同僚に認められるよう、医師との毎日の早朝カンファレンス、論文の狩猟、臨床実践、学会発表するなどの活動を重ねていきました。

現在では道内外の他の施設から研修を受け入れることもあります。開設当時のスタッフは、エース級のハンドセラピストとして臨床・後進の指導に活躍しています。

OTとして、喜びを感じる瞬間は?

手首の部分がほとんど切断された若い女性の方がいました。手関節レベルの再接着術が施行され、度重なる手術を繰り返し、辛く苦しいリハビリを続けましたが、最終的には機能障害が残りました。しかしリハビリが終了した1年半後のある日、彼女は作業療法室に立ち寄り、結婚されたことを報告してくれ、赤ちゃんに会わせてくれました。

「お母さんやっているさ」。そのときの彼女のひとことに、私は胸をつまらせました。決して動きの良い手ではなかったかもしれませんが、赤ちゃんのために、使える手になったことを誇らしげに言う彼女を、私は忘れることができません。

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